マイケルの戦いはまだまだ続く

3W/CMJ「戦艦の戦い」をソロプレイ③

HJ「アイアンボトムサウンド」に収録されているシナリオ「鉄釜海戦」を3W/CMJ「戦艦の戦い」のスケールにコンバートしてソロプレイの続きである。両軍の小艦艇（CA以下）同士の戦いは、僅かに日本軍が勝利を収める。そして、戦艦同士の戦いにも決着の時が訪れる。

第4ターン

視界：8へクス

砲撃：英艦隊は、既に応急修理ポイントを使い果たしたPBアドミラル・シェアーを片付けてしまおうと砲撃を集中。BBプリンス・オブ・ウェールズ＆BCレパルスの砲撃を受けたPBアドミラル・シェアーは、累計損害が「3W3S」となり沈没。

しかし、その間に至近距離に接近したCA利根がBCレパルスを砲撃。CA利根の主砲弾が多数命中したBCレパルスは、PBアドミラル・シェアー同様に累計損害が「3W3S」となり沈没。

BBプリンス・オブ・ウェールズ＆BCレパルス副砲射撃により、CA利根は「1W」の損害を被る。

BB大和は、BBプリンス・オブ・ウェールズを砲撃。英艦隊の砲撃を受けなかった事もあり、「-2」の命中修正が適用されなかった事もあり、「2W」の損害を与える。これでBBプリンス・オブ・ウェールズの損害は「3W1S」となり砲撃不能。

↑↑↑彼我の距離約4,000ｍ以下という超至近距離での砲撃戦により、PBアドミラル・シェアーとBCレパルスが沈没。

雷撃：なし

移動：速力が低下したBBプリンス・オブ・ウェールズを、日本軍は挟み込む形へ機動。

修理：BBプリンス・オブ・ウェールズは「1S」の回復に成功し、累計損害は「3W」。

CA利根は「1W」の回復に成功し、累計損害は「1W」。

↑↑↑第4ターン終了時。BBプリンス・オブ・ウェールズ絶体絶命！

第5ターン

視界：8へクス

砲撃：BBプリンス・オブ・ウェールズは、砲撃不能のままBB大和＆CA利根から零距離射撃を浴びる。この砲撃により、BBプリンス・オブ・ウェールズの累計損害は「3W2S」。

雷撃：CA利根が、BBプリンス・オブ・ウェールズへトドメの雷撃。BBプリンス・オブ・ウェールズへ「1S」の損害を与える。BBプリンス・オブ・ウェールズの累計損害は「3W3S」となり沈没。

↑↑↑砲撃不能＆速力「2」（累計損害「3W2S」）に低下したBBプリンス・オブ・ウェールズへ、CA利根がトドメの雷撃。

↑↑↑ゲーム終了時。英軍全滅。『日本軍の勝利』

BB大和の強さが際立った戦闘でした。ミクロな戦術級ゲームでは、なんとかバランスを保つ？シナリオも、ここまでマクロな視点に立つとシナリオバランスは途端に崩れると言う事ですな。

おわり

3W/CMJ「戦艦の戦い」をソロプレイ②

HJ「アイアンボトムサウンド」に収録されているシナリオ「鉄釜海戦」を3W/CMJ「戦艦の戦い」のスケールにコンバートしてソロプレイの続きである。CA利根の砲撃により、CAエクセターが開始早々にに爆沈。開始時の両軍戦力というかユニット数は同数のため、数的に不利となった英軍は苦しい戦いを強いられる。

第2ターン

視界：7へクス

砲撃：PBアドミラル・シェアーは、雷撃態勢の英DD部隊へ攻撃を集中。命中弾多数により、英DD部隊は雷撃実行前に壊滅。

↑↑↑雷撃のため、PBアドミラル・シェアーに肉薄する英駆逐艦部隊だったが、迎撃されあえなく壊滅。

両軍の旗艦BB大和とBBプリンス・オブ・ウェールズは激しい砲撃戦。BB大和は「2W」、BBプリンス・オブ・ウェールズは「1W」の損害を被る。

BCレパルスは、日本DD部隊の砲撃により「1W1S」の損害を被る。

英CLパース＆アーゴノートは、CA利根とCl北上、それにBB大和副砲の砲撃を受け航行不能。

雷撃：有効な雷撃が実施できそうだった英DD部隊が壊滅したためなし

移動：BBプリンス・オブ・ウェールズとBCレパルスは、まずはPBアドミラル・シェアーを片付けてしまおうと機動。

これに対し、BB大和とPBアドミラル・シェアーは、後攻移動の利を活かし、英戦艦2隻を前後より挟み込む態勢。

日本DD部隊がBBプリンス・オブ・ウェールズに肉薄し雷撃態勢。

CA利根とCL北上は、航行不能となった英CL（パース＆アーゴノート）を攻撃する位置へ機動。

修理：英CL（パース＆アーゴノート）はW損害の回復には成功するが、航行不能は変わらず。

BB大和、CL北上、日本DD部隊が1W損害の回復に成功。

↑↑↑第2ターン終了時。開始から2ターンで両軍の主力艦以外はボロボロな状態。3W/CMJ「戦艦の戦い」（1ターン＝10分）をHJ「アイアンボトムサウンド」（1ターン＝3分）のスケールで考えれば、既に6～7ターン経過した状態なので、こんなものかな？

第3ターン

視界：10へクス

砲撃：航行不能となっていた英CL（パース＆アーゴノート）はCA利根とCL北上の砲撃を受け沈没。英CL（パース＆アーゴノート）の最後の砲撃により、CL北上は魚雷発射管へ直撃弾を受け爆沈。

雷撃のためBBプリンス・オブ・ウェールズへ突撃した日本DD部隊は、僚艦のBCレパルスから集中砲火を浴び壊滅。

BCレパルスは、日本DD部隊を迎撃している間に、PBアドミラル・シェアーの主砲弾が命中し「1W2S」の損害を被る。

BBプリンス・オブ・ウェールズは、目標をPBアドミラル・シェアーに変更し砲撃。PBアドミラル・シェアーは「1W2S」を被る。

BBプリンス・オブ・ウェールズは、BB大和の主砲弾が命中し一気に「2W2S」の損害を被る。

↑↑↑今度は日本軍駆逐艦部隊が、雷撃前に集中砲火を浴び壊滅。

雷撃：日本DD部隊が壊滅したためなし

移動：日本艦隊は、残る英艦隊（BBプリンス・オブ・ウェールズ＆BCレパルス）を包囲するように機動。これに対し英艦隊は、PBアドミラル・シェアーに砲撃を集中しつつ離脱を図る。

修理：BB大和は「1W」の回復に成功し、次のターンは全力発揮が可能な状態。PBアドミラル・シェアーも「1S」の回復に成功し最終的に「1W1S」。

BBプリンス・オブ・ウェールズ＆BCレパルスは各「1W」のDCに成功し、それぞれ「1W1S」に回復。

↑↑↑第3ターン終了時。このターン砲撃を受けなかったBB大和は、損傷箇所の修理を完了し全力発揮が可能な状態に回復。

続く･･･

3W/CMJ「戦艦の戦い」をソロプレイ①

これまでの暑さも和らぎ、秋の気配を感じさせる今日この頃の東京。

来月はまた出張が続くので、それを思うと気分が沈む。

イヤな事は考えない、沈むのは敵艦だけで結構！と言う事で久々に3W/CMJ「戦艦の戦い」をソロプレイしてみる。今でも、このゲームは自分の知る限りにおいて、今は亡きアドテク「幻の八八艦隊」に次いでルールが簡単なWW2（英語版ではWW1も）海戦ゲームでは無いかと思われる。

今回は、他ゲームにはシナリオとして収録されているが、当ゲームには収録されていないシナリオを、3W/CMJ「戦艦の戦い」規格にコンバートし試して見たいと思う。

選んだのはHJ「アイアンボトムサウンド」に収録されているシナリオ「鉄釜海戦」。日本海軍の誇る最強戦艦「大和」と、遠くアジアまで通商破壊に出張ってきたため、無理矢理？同盟軍として艦隊に編入された感のあるポケット戦艦「アドミラル・シェアー」が、英国東洋艦隊の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」、巡洋戦艦「レパルス」と砲火を交えるという、HJ「アイアンボトムサウンド」に収録されているシナリオの中でも一際異彩を放つあのシナリオである。

↑↑↑帝国海軍。戦力はBB「大和」、PB「A・シェアー」、CA×1（CA利根）、CL×1（CL北上）、駆逐艦ユニット×1。指揮官は山本五十六大将が旗艦「大和」に座乗。

↑↑↑英国海軍。戦力はBB「プリンス・オブ・ウェールズ」、BC「レパルス」、CA×1（CAエクセター）、CL×1（CLパース、CLアーゴノート）、駆逐艦ユニット×1。指揮官はフィリップス臨時大将が旗艦「プリンス・オブ・ウェールズ」に座乗。

↑↑↑初期配置。HJ「アイアンボトムサウンド」における初期配置を、3W/CMJ「戦艦の戦い」に遭わせるとこんな感じになると思われる。基本視界は4へクス、第1プレイヤーは日本軍と設定。

第1ターン

視界：10へクス

砲撃：両軍はほぼ同時に砲撃を開始。

開始早々、CA利根の主砲弾がCAエクセターの弾火薬庫を直撃。CAエクセターは大爆発を起こし轟沈。一方のCA利根も無傷では済まず、CAエクセターの主砲弾及びBBプリンス・オブ・ウェールズの副砲弾が多数命中し、3W（砲撃不能）の損害を被る。

↑↑↑（このゲームでは）至近距離と言える距離での遭遇戦。両軍は一斉に砲撃を開始。両軍の艦艇は水柱に覆われる。

↑↑↑CA利根の主砲弾がCAエクセターの弾火薬庫を直撃！

↑↑↑砲撃フェイズ終了時。開始から両軍共に損害続出。

雷撃：なし

移動：先行移動の日本艦隊は、可能な限り英国艦隊を側面射界に捉えようと機動。一方の英国艦隊は、日本艦隊による雷撃を避けつつ、自軍に有利な位置を占めるように機動。

↑↑↑両軍の移動フェイズ終了時。英軍は日本軍の雷撃を警戒。

修理：日本艦隊はPBAシェアーが「1W」、CA利根が「1W」、駆逐艦ユニットが「1W」の回復に成功。

英国艦隊はBBプリンス・オブ・ウェールズが「1W」、駆逐艦ユニットが「1W」の回復に成功。

↑↑↑第1ターン終了時。至近距離での砲撃戦となったため、両軍共に損害続出の開始となった。

続く･･･

K2（IDE）「ボトムズ・タクティクス」をソロプレイ②

80年代リアルロボットアニメの金字塔「装甲騎兵ボトムズ」をゲーム化したK2（IDE）「ボトムズ・タクティクス」より、練習用ソロプレイシナリオ「逆襲」の続きである。このシナリオの勝利条件？は、治安警察の装甲車ユニットを5個以上除去し、スコープドックRSCがマップ端の0801へクスに到達する事となっている。

第5ターン

スコープドックRSCはヘビーマシンガンを撃ちながら前進。0707の装甲車を破壊。更に前進し0702の装甲車を射撃。この射撃はミスショットとなり、ヘビーマシンガンは弾切れ。キリコは弾倉交換行う。

この間、装甲車の射撃は外れ。

↑↑↑第5ターン終了時。キリコのスコープドックRSCは、脱出口を目指す。

第6ターン

脱出路を確保するため、スコープドックRSCは停止し0702と0902の装甲車に対しヘビーマシンガンにて射撃を実施。0702の装甲車を破壊。0902の装甲車に対する射撃はミス。

0902の装甲車がスコープドックRSCに対し反撃。スコープドックRSCは1ダメージを被る（HP残2）。

↑↑↑第6ターン終了時。行く手を阻む治安警察の装甲車を、次々と破壊するスコープドックRSC。

第7ターン

キリコはスコープドックRSCを前進させ、一気に突破を計る。ヘビーマシンガンの射撃により、0902の装甲車を破壊。しかし、1207の装甲車から射撃を受けたスコープドックRSCは1ダメージを被り（HP残1）。大破状態となってしまう。

↑↑↑第7ターン終了時。これまで受けた損害の蓄積により、キリコのスコープドックRSCのHPは残り1ポイントに減少（大破状態）。

第8ターン

キリコは運を天に任せ、可能な限りの速度で脱出を図る。視線の通った治安警察の装甲車はスコープドックRSCを射撃するが、いずれもミス。キリコのスコープドックRSCはボロボロになりながらも脱出に成功(BGMは「ジ・ユニバース・エンド 1-M14」を推奨）。

↑↑↑第8ターン終了時。キリコのスコープドックRSCは、治安警察の包囲を破り脱出に成功。

↑↑↑脱出には成功したものの、機体は被弾によりボロボロ状態のスコープドックRSC

「レッド・ショルダーだった痛みはこいつらにはわかるまい。そう思いながらオレは攻撃してきた敵に感謝していた。戦いになればイヤな事は忘れられる。忘れるために戦い続ける･･･そして、いつかは･･･」

byキリコ・キュービー

おわり

K2（IDE）「ボトムズ・タクティクス」をソロプレイ①

今回のソロプレイは、80年代リアルロボットアニメの金字塔「装甲騎兵ボトムズ」をゲーム化したK2（IDE）「ボトムズ・タクティクス」である。ボックスの記載によると、このゲームが発売されたのは2018年となっている。OVAなどは置いておいて、本放送終了後約35年も経過していながら、ボードシミュレーションゲームというニッチな世界で、（一応）営利目的として発売されるのは、恐らく「ガンダム」と「ボトムズ」位だろう（あくまで個人的な意見です。異論は認めます）。

このゲームは、簡易カードプロット式のゲームのため、ソロプレイには向いていない仕様だが、シナリオ1「逆襲」は、ゲームシステム習熟のための練習シナリオとなっているので、今回はそれを試してみたい。

鉄の騎兵が走る、跳ぶ、吠える。機銃がうなり、ミサイルがはじける。鉄の腕が秘密の扉をこじ開ける。炎の向こうに待ち受ける、揺らめく影は何だ。今、解き明かされる小惑星リドの謀略。今、その正体を見せる、素体の謎。

次回、「逆襲」

キリコ、牙城を撃て。

～「装甲騎兵ボトムズ」第11話予告～

↑↑↑初期配置。ウドの治安警察による包囲を突破するシナリオ。

↑↑↑神をも恐れぬ最強の組み合わせ！？

第1ターン

スコープドックRSCは中速ローラーダッシュで前進を開始。横滑り移動にて0213の装甲車へロケットランチャーにて射撃実施し破壊。

スコープドックRSCを確認した1008の装甲車が射撃。スコープドックRSCは1ダメージを被る（HP残4）。

↑↑↑治安警察の装甲車を破壊するキリコのスコープドックRSC

↑↑↑第1ターン終了時。キリコのスコープドックRSCは、装甲車の射撃により1ダメージを被る。

第2ターン

スコープドックRSCは、装甲車2ユニットからの集中射撃を避けるため、障害物を盾にしつつ移動。0205の装甲車に対し、ヘビーマシンガンにて射撃を行う。0205の装甲車は1ダメージを被る。

0205の装甲車によるスコープドックRSCは外れ。

↑↑↑第2ターン終了時。治安警察の装甲車にダメージを与えるキリコのスコープドックRSC。

第3ターン

スコープドックRSCは、0205の装甲車に対し射撃を続け破壊。さらに前進し障害物の陰より躍り出ると0509の装甲車へソリッドシューターを発射。しかし、この射撃はミス。0509の装甲車も反撃するが、こちらの射撃もミス。スコープドックRSCは0509の装甲車に対し突撃しアームパンチ。0509の装甲車破壊。

↑↑↑治安警察の装甲車に肉薄し、アームパンチの一撃にて破壊。

第4ターン

シナリオのクリア条件は、治安警察の装甲車を全滅させる事では無く、0801からの脱出なので、スコープドックRSCは0801方向へ移動。複数の装甲車からの射撃を受けるが仕方が無い。0803の装甲車を2連ミサイルにて破壊。続いて0707の装甲車へロケットランチャーとソリッドシューターにて射撃を行うがいずれもミス＆弾切れ。

0707と0902の装甲車がスコープドックRSCに対し反撃。スコープドックRSCは1ダメージを被る（HP残3）。

↑↑↑第4ターン終了時。脱出口へと向かうキリコのスコープドックRSC。

続く･･･