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バンダイ「宇宙戦艦ヤマト」を再びJr.と対戦
先日、Jr.とバンダイ「宇宙戦艦ヤマト」を対戦して以降、ほぼ毎日にように再戦をせがまれる。何度かはぐらかしていた所、記憶を頼りに宇宙戦艦ヤマトのボードゲームを自作し始める。このままでは、また本人以外理解不能のゲームにまた付き合わされてしまうので、ある種ガス抜きの意味で再びバンダイ「宇宙戦艦ヤマト」を対戦した。
まず対戦したシナリオは、「宇宙戦艦ヤマト」に含まれるシナリオの中でも(地球艦隊にとって)屈指の難易度を誇る「冥王星海戦」。しかし、ゲームに収録されたシナリオのままプレイしたのでは、作戦も戦術もゲームバランスもあったものではないため、以下のような変更を幾つか施してみた。 今回対戦した「冥王星海戦」シナリオにおける両軍の戦力は以下の通り。Jr.はガミラス艦隊を担当、こちらは地球防衛艦隊を担当した。 ・ガミラス艦隊 ガミラス艦×6 ・地球防衛艦隊 沖田艦×1 ゆきかぜ型駆逐艦×6 ○主な変更箇所 ・命中・被害判定は「完結篇」のものを使用 ・配置はガミラス側が先に配置、先行 ・ゆきかぜ型駆逐艦は4へクス以内の目標に対し、威力4のミサイル攻撃を実施できる。 ・勝利条件を変更。地球艦隊は1隻でも地図盤端より突破すれば勝利を得る。ガミラス艦隊は、地球艦隊を全滅させれば勝利。 ・特別ルール:自軍イニング開始時に各艦は損傷の修理を試みる事が出来る。ダイス1個をふる。 沖田艦・・・1~3で1段階分、4が出たら2段階分損傷を回復できる。 ゆきかぜ型駆逐艦・・・1~3で1段階分損傷を回復できる。 ガミラス艦・・・1~2で1段階分損傷を回復できる。 ↑↑↑初期配置。アウトレンジ攻撃を目論むガミラス艦隊。地球防衛艦隊は、駆逐艦を盾に速力は遅いが防御力の高い沖田艦の盤外突破を試みる。ガミラス艦隊は間合いが甘い。 第1~第5イニング:地球艦隊は隊形を崩さず一路盤外突破を目指す。ガミラス艦隊は練度が低く、バラバラの隊形で地球艦隊に接近。 ↑↑↑第5イニング、地球防衛艦隊はガミラス艦隊の射程に入る。「敵艦より入電『地球艦隊ニツグ、タダチニ降伏セヨ』・・・返信はどうしますか?」「『バカメ』と言ってやれ」「は?」「バカメだ!」とJr.の一人芝居に付き合わされる。 第6~第11イニング:ガミラス艦隊のアウトレンジ攻撃に苦しむ地球防衛艦隊。損傷した艦は隊列を離れガミラス艦隊に突撃を敢行し突破を援護する。地球艦隊の突撃にガミラス艦隊は混乱し、遂に盤外突破を許してしまう。 ↑↑↑ゲーム終了時の状況。第12イニング目、混乱状態のガミラス艦隊を尻目に、地球防衛艦隊の駆逐艦が盤外突破を果たす。地球艦隊の勝利。 作戦目標を見誤ったJr.のガミラス艦隊が敗北。敵艦隊の7割以上を撃破しながらの敗北にJr.は納得がいかないようだ。まだまだ甘い! 「冥王星海戦」があっさり終了したので、Jr.の好きな艦を選ばせ、それを元に適当にシナリオを製作。Jr.は嬉々として「ヤマト」「アンドロメダ」を選択。結局、白色彗星帝国対地球防衛艦隊のガチンコ艦隊決戦を行う。 ↑↑↑初期配置。空母を導入したため、両軍共に艦載機を運用できる。「(拡散)波動砲」「火炎直撃砲」など特殊兵器も解禁し使用可能とした。 ↑↑↑結局、前衛の駆逐艦同士の戦いと艦載機による若干の空襲だけで時間切れ終了。両軍の損害は駆逐艦4隻づつ。特殊兵器は双方ともに1度づつ使用するも、彼我の距離が離れていたため効果なし。 Jr.は、多数のユニットの扱いには少々混乱気味だったようだが、それにも増して「ヤマト」「アンドロメダ」を実際に自分の手で指揮できる喜びの方が勝っていたようで、ゲーム中は一人自分の世界に入り込んでしまう場面が多々みられた。 #
by slgplayer
| 2014-02-01 23:58
| SLG
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翔企画「皇帝ナポレオン」を再びソロプレイ①
前回、翔企画「皇帝ナポレオン」を久々にソロプレイした結果、僅か4年でナポレオンは皇帝の座を退く事になってしまった。このまま終わってしまうのは非常に物足りないので、再びソロプレイを行う。今度はもうちょっと慎重に。
↑↑↑初期配置。今回はもっと慎重に。 1805年:フランス軍は、皇帝ナポレオン自身+ダヴー合計12戦力でオーストリアへ侵攻。オーストリア軍は前回同様にロシアよりの援軍を加えた合計12戦力でこれを迎え撃つ。フランス軍は2戦力の損害にてこれを撃破。 ↑↑↑アウステルリッツの戦い。ナポレオンは、2戦力の損失でオーストリア・ロシア連合軍を撃破。 フランスとオーストリア軍の間には講和が結ばれ、残存するクトゥーゾフ率いるロシア軍4戦力は、ポーランドへ後退。フランス軍は、ロシア軍を追撃せず本国へ帰還。 ↑↑↑1805年ターン終了時の状況。ナポレオンは無理をせず、プロイセン戦に備えるため本国へ帰還。 1806年:外交フェイズの結果、敵対レベルはオーストリア「1」、プロイセン「4」、ロシア「4」、スペイン「1」となった。イギリスの誘いに乗ったプロイセンがフランスに対し宣戦布告。クトゥーゾフに率いられたロシア軍7戦力が援軍としてプロイセンへ移動。プロイセン軍と合流し合計14戦力。フランス軍は、ナポレオン他合計13戦力にてプロイセンへ侵攻。激戦の末、ロシア・プロイセン連合軍を撃破する。フランス軍の損害は5戦力。 ↑↑↑イエナ~アイラウの戦い。フランス軍は、新たに参戦したプロイセン軍を撃破。 フランスとプロイセンの間には講和が結ばれる。生き残ったロシア軍3戦力はポーランドへ退却。ナポレオンは自ら8戦力を率いてこれを追撃。一方のロシア軍は、新たにバルクライの本国部隊4戦力と合流し合計7戦力。未だ決戦の時では無いと判断したクトゥーゾフは、1ラウンドの戦闘の後焦土戦術を使用しロシア本国へ退却。 ↑↑↑フリートラントの戦い。プロイセン国内での戦いに敗北したロシア軍はポーランドへ退却。フランス軍の追撃を受けたロシア軍は、焦土戦術を使い本国へ退却。 ↑↑↑1806年ターン終了時の状況。フランス軍は無理をせずロシア軍の追撃を中止。 1807年:外交フェイズの結果、敵対レベルはオーストリア「2」、プロイセン「2」、ロシア「4」、スペイン「1」。ナポレオンは、ポーランドを後にしフランス本国へ帰還。戦力の回復を図る。ロシアも同様。こうして、ヨーロッパには束の間の平和が訪れたかに思えた。 ↑↑↑1807年ターン終了時の状況。各国ともに戦力の回復を図る。ヨーロッパに束の間の平和が訪れた。 続く・・・。 #
by slgplayer
| 2014-01-31 19:45
| SLG
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翔企画「皇帝ナポレオン」をソロプレイ②
1805年~1815年におけるナポレオン戦争を1ターン=1年で再現した翔企画「皇帝ナポレオン」ソロプレイの続きである。1805年にオーストリア・ロシア連合軍を撃破したナポレオンは、その勢いのまま退却するロシア軍を追いポーランドへ。しかし、翌1806年にプロイセンがフランスに対し宣戦布告。ポーランドに孤立したナポレオンは、自身の部隊とフランス本国の部隊によりプロイセン軍の挟撃を図る。ナポレオンのこの計画は、ロシア軍の逆襲により失敗。消耗したフランス軍はどうにかフランス国境付近まで後退。ナポレオンが皇帝となって2年目、はやくも帝国に危機が訪れる。
1807年:プロイセンの勝利によって勇気付けられたオーストリアが再びフランスに対し宣戦布告。ナポレオンは、フランス本国でロシア・オーストリア・プロイセンの全軍をまとめて相手にするか、それとも国境でギリギリの戦闘を行い各個撃破を狙うか、決断を迫られる。ナポレオンは後者を選択。各部隊を国境地帯に進軍させる。しかし、連合軍の戦力は思った以上に豊富であり、ネイはオランダにてブラウンシュヴァイク率いるプロイセン軍に、ダヴーはイタリアにてマック率いるオーストリア軍に、そして、ナポレオンはライン連邦にてカール率いるオーストリア軍によって拘束されてしまう。その間にプロイセンに進駐していたロシア軍がフランス本国に侵入。フランスは連合軍に降伏し、ナポレオンは退位。その後、地中海のエルバ島へ流される事となった。 ↑↑↑1807年ターンの状況。フランス軍は国境地帯に釘付けとなり、その隙にロシア軍がパリへ進軍。ナポレオンは皇帝の座を追われ、地中海のエルバ島へ流刑の身となった。 1808年:ナポレオンは密かにエルバ島から脱出。フランス本国に帰還し皇帝の座に返り咲いた。大動員を実施し5戦力を得たナポレオンは、そのうち4戦力を率いてオランダへ侵攻。イギリス・プロイセン軍を奇襲・撃破する。 ↑↑↑オランダへ侵攻するナポレオン。電撃的な奇襲によりイギリス・プロイセン軍を撃破することに成功。 オーストリア軍は未だ再建途上であったため本国の防御で手一杯。クトゥーゾフが率いるロシア軍10戦力がフランス本国へ侵攻。オランダで勝利を収めたナポレオンは、すぐさまフランス本国へ移動しロシア軍を迎撃する。パリ近郊にてフランス軍5戦力とロシア軍10戦力が激突。 ↑↑↑ロシア軍10戦力がフランス本国へ侵攻。ナポレオンは半分の戦力でこれを迎撃し、1発逆転を狙うが・・・。 約2倍の敵軍を相手にフランス軍は善戦。ロシア軍に6戦力の損害を与えるが、ナポレオンに1805年当時の輝きは既に無くフランス軍も力尽き壊滅。ナポレオンは再び皇帝の座を追われ、大西洋の孤島セント・ヘレナへ流される事となった。 ターントラックは1818年まで用意してあるにもかかわらず、僅か4ターンで終了してしまった。やはり、ゲームは小振りであるが故に1回の手番が非常に重い。今回は、1805年ターンのナポレオンによるポーランド遠征が失敗の原因か?これは是非もう一度試してみなければ! #
by slgplayer
| 2014-01-30 18:37
| SLG
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翔企画「皇帝ナポレオン」をソロプレイ①
昨年末から年始にかけてWW2のSLGをソロプレイしてきたので、ここいらで少し時代を戻してナポレオンモノのSLGを幾つかソロってみたいと思う。
最初のアイテムは、今年CMJより再版が噂されている翔企画の「皇帝ナポレオン」を選択。このゲームは1805年~1815年におけるいわゆるナポレオン戦争を1ターン=1年で再現した戦略級ゲームである。SSシリーズというだけあって、ナポレオン戦争を数時間で再現できる優れもの。外交、指揮官、フランス軍の機動力、ロシアの焦土戦術と冬将軍、スペインのゲリラ戦などから、ジョセフィーヌとマリー・ルイーズまでナポレオン戦争に登場するキーワードが一通り詰め込まれている。それでいてルールは短く、手ごたえも十分なゲームである。 ↑↑↑初期配置。10+1(イギリス)個のエリアに区切られたゲームマップ。エリアが少ない分1手1手に慎重を要する。今回選択ルール(海軍)は使用していない。 ゲーム手順は以下の通り ①外交フェイズ ②軍動員フェイズ ③連合軍第1移動フェイズ ④フランス軍第1移動フェイズ ⑤第1戦闘フェイズ ⑥第1エリア支配者確認フェイズ ⑦フランス軍第2移動フェイズ ⑧連合軍第2移動フェイズ ⑨第2戦闘フェイズ ⑩第2エリア支配者確認フェイズ ⑪ターン更新 一見、移動と戦闘を2回繰り返すように見えるが、第1移動フェイズと第2移動フェイズで移動する順番が逆になっている所がポイント。同一エリアの戦力が敵軍の1/3あればその移動を拘束する事が可能なため、移動する順番は非常に重要である。部隊の移動力はオーストリア軍とプロイセン軍、スペイン軍が1エリアなのに対し、フランス軍、イギリス軍とロシア軍は2エリア移動可能。ナポレオンのみ3エリアの移動が可能となっている。 勝利条件は、フランス軍ならイギリスを除く4カ国(オーストリア、プロイセン、ロシア、スペイン)と講和状態になっている事。連合軍ならフランス本国を2回支配し、ナポレオンをエルバ島に島流しにする事。フランス軍の勝利条件達成は中々困難と言える。 1805年:フランスに敵対しているのはイギリス、オーストリア、ロシアの3カ国。フランス軍の侵攻にう備え、クトゥーゾフに率いられた4戦力のロシア軍がオーストリアへの増援部隊として進軍。また、バルクライ率いる4戦力が後詰としてポーランドへ移動。フランス軍は、ナポレオン+スルトがフランス国内の全戦力14戦力を率いてオーストリアへ侵攻。フランス軍14戦力対オーストリア・ロシア連合軍12戦力がオーストリア本国エリアにて大会戦。フランス軍損害4戦力に対し連合軍の損害は8戦力。これによりオーストリア軍は壊滅。残存するロシア軍4戦力はポーランドへ退却し、バルクライと合流。オーストリアとフランスは講和状態となった。 後退したロシア軍を追いナポレオンは10戦力を率いポーランドへ侵攻。ロシア軍は戦意に乏しく1ラウンドの戦闘の後にロシア本国へ退却。フランス軍の損害は1戦力。ロシア軍は退却の際焦土作戦を実施。 ↑↑↑1805年ターン終了時の状況。ナポレオンは後退するロシア軍を追いポーランドへ。ロシア軍はフランス軍の侵攻に対し焦土戦術で対抗。 1806年:オーストリアと講和が成立したものの、イギリスの誘いにのり新たにプロイセンがフランスに対し宣戦布告。フランスの外交努力によりスペインの敵対レベルは「1」のまま。 プロイセンとフランスが交戦状態になっため、ナポレオン+フランス軍9戦力はポーランドで孤立してしまう。ロシアはこの好機を逃さずクトゥーゾフ率いる6戦力がポーランドへ侵入。このため、ポーランドのフランス軍はロシア軍によって拘束され、クトゥーゾフとの対決を余儀なくされる。プロイセン軍は、フランス本国よりの増援を阻止するため移動せず、ポーランドにおける戦闘を見守る。フランス本国に取り残されたフランス軍指揮官たちは、ナポレオンの勝利を信じプロイセン侵攻の準備を行う。ポーランドにおける戦いは、当初ロシア軍のダイス目が冴えフランス軍を後1歩で壊滅させる所まで追い込むものの力及ばず。ロシア軍は5戦力を失いロシア本国エリアへ退却。一方のフランス軍は7戦力を失った。 ポーランドでギリギリの勝利を収めたナポレオンは残った2戦力を率いプロイセンへ侵入。これに呼応し、フランス本国よりネイが4戦力を率いプロイセンへ侵攻しナポレオンと合流。フランス軍のこの動きに対し、前の戦いでロシア本国に後退したクトゥーゾフが、本国に残る全ロシア軍3戦力を率いてプロイセンへ急行した。こうして、ナポレオンに率いられたフランス軍6戦力とプロイセン軍+ロシア軍10戦力が決戦。戦いは両軍同数(各4戦力の損失)の損害。このため元々数に劣るフランス軍はライン連邦エリアに退却。フランス軍退却の報にスペイン及びオーストリアの敵対レベルがそれぞれ2と3に上昇(敵対レベルが4に上昇すればフランスに対し宣戦布告となる)。 ↑↑↑どうにかライン連邦まで退却してきたナポレオン。遠征軍は大半の戦力を失い、ナポレオンが皇帝となって2年目ではやくも帝国に危機が訪れる。 続く・・・。 #
by slgplayer
| 2014-01-28 17:28
| SLG
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ツクダ「タイガーI」をソロプレイ⑦
ツクダ「タイガーI」よりシナリオ「ヴィットマンの活躍」ソロプレイの続きである。今回のAARメモを整理していた所、終了イニングだけではなく勝利条件も勘違いしていた事が判明。このシナリオにおける正しい勝利条件とイニング数は、イギリス軍が『タイガー戦車3輌の破壊』、ドイツ軍は『イギリス軍車輌15輌以上破壊』。終了イニングは『どちらかが勝利条件を満たすまで』。これを全20イニングでイギリス軍が『タイガー戦車4輌の破壊』、ドイツ軍は『イギリス軍車輌14輌以上破壊』と勘違いしていたらしい。シナリオによっては大きな勘違いだが、いろいろ見直してみても戦況やゲーム展開に影響は無いようなので、このまま戦闘は継続。
第16イニング ドイツ軍:修理完了チェックは失敗。修理中のタイガー戦車に砲撃を加えるクロムウェル122号車に対し、タイガー212号車が正面より接近。クロムウェル122号車との砲撃戦となるが、双方の射撃ともにミス。 イギリス軍:クロムウェル122号車が、修理中のタイガー戦車に対し先制射撃を実施。砲弾(30°貫通力:9)は、タイガー214号車の砲塔側面(装甲判定:8)に命中し、これを撃破。タイガー212号車は、クロムウェル122号車に対し防御射撃を行うが、不運(ダイス目12・・・)にも外れ。 ↑↑↑修理中のタイガー戦車を発見。これを撃破したクロムウェル122号車。 第17イニング ドイツ軍:修理完了チェックは失敗。タイガー212号車は停止し、クロムウェル122号車に対し正面距離200mより先制射撃を実施。タイガー212号車の放った88mm砲弾(0°貫通力:15)は、クロムウェル122号車の正面車体上部(装甲判定:10)に命中。クロムウェル122号車は大破炎上。 イギリス軍:唯一残っているクロムウェル131号車が最後の戦いを挑む。 ↑↑↑これまで幸運に恵まれ大活躍のクロムウェル122号車だったが、その運を使い果たし遂に大破炎上。 第18イニング ドイツ軍:修理完了チェックは失敗。タイガー212号車は、クロムウェル131号車に対し前進。 ↑↑↑残るクロムウェル131号車に対し、トドメを刺すべく前進するタイガー212号車。 イギリス軍:クロムウェル131号車は、その高速を活かしタイガー212号車左側面へ向かい突撃。タイガー212号車は、側面より向かってくるクロムウェル131号車に対し砲塔を旋回させると、距離100mの至近距離にて防御射撃を実施。タイガー212号車の命中値は、双方移動中及び今回確認の修正が入り「6」。タイガー戦車の防御射撃における発射数は「1」のため命中判定は1回。ダイス目は無情にも「7」でギリギリ命中せず。これに対しクロムウェル131号車はタイガー212号車左側面距離100mにて前進射撃を実施。命中値は、タイガー212号車の防御射撃と同様に双方移動中及び今回確認の修正が入るが、目標のタイガー戦車は側面を向けているため、「+2」の大きさ修正が新たに加わり最終命中数は「8」となる。クロムウェル戦車の発射数は「3」のため3回命中判定を行う。イギリス軍のダイス目は「5」「7」「9」で2発がタイガー戦車に命中。1発目はタイガー戦車の砲塔に命中。砲塔はクロムウェルに対し旋回していたため、砲弾(30°貫通力:9)は砲塔正面装甲により弾かれる。しかし、2発目は車体上部(装甲判定:8)に命中。側面至近距離では、タイガー戦車の装甲もクロムウェル戦車の砲弾を防ぎきれず、タイガー212号車は大破。 ↑↑↑最後の砲撃戦。「情け無用!ファイアー!!」 ↑↑↑ゲーム終了時の状況。戦場に点在する残骸マーカーが戦争の虚しさを感じさせる。ドイツ軍の損害はタイガー戦車4輌。対するイギリス軍はクロムウェル戦車9輌とM3ハーフトラック4輌。生き残ったイギリス軍のM3ハーフトラック4輌はマップ端っこに退避している。 勝利条件等の勘違いの影響もなく、4輌のタイガー戦車を破壊したイギリス軍が勝利した。ダイス目の影響が大きいゲームである事は確かだが、イギリス軍の『量』がドイツ軍の『質』に打ち勝った結果といえる。心残りは、『煙幕』のルールをすっかり忘れていた事。 久々にタンクコンバットシリーズを堪能したわけだが、やはり最近話題の萌え系戦車アニメをアナログゲーム化するのにこのゲームシリーズは最適なのでは?と思わずにはいられない。 余談:1990年代の家庭用ゲーム機メガドライブのソフト『騎士伝説』が久々にプレイしたくなった。 #
by slgplayer
| 2014-01-26 12:40
| SLG
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