WGH「ワーテルローの戦い」ソロプレイの続きである。海外出張へ行く前に終わらせないと。
第7ターン(18:00)
主導権:フランス軍
フランス軍(予備、皇帝親衛隊):フランス軍の猛攻は続き、遂にラ・エイ・サントを占領。ラ・エイ・サント農場の屋根の上に翻る3色旗にフランス軍兵士の士気は上り、英軍中央~右翼に対し壊滅的な損害を与える。
連合軍(騎兵、プロシア第2、第4軍団):壊滅的となった英軍であったが、いまだその戦意は衰えず、プロシア軍と共にフランス軍右翼に対し反撃。大きな損害を与える。
↑↑↑第7ターン終了時。英軍中央~右翼は壊滅的な損害を被る。
第8ターン(19:00)
主導権:フランス軍
フランス軍(第II、皇帝親衛隊):フランス軍は、勝利条件ヘクスの前に立ち塞がる最後の英軍部隊を排除。フランス軍重騎兵がその勢いに乗り、ブリュッセルへと続く勝利条件ヘクスへ雪崩込む。ナポレオンは、ワーテルローの戦いのみならず、戦役そのものへの勝利も手中に収めたかに思えたが・・・。
連合軍(騎兵、予備、プロシア第4軍団):勝利に頬が緩んだナポレオンだったが、そんな彼の夢を打ち砕く報告がもたらされた。
「ラ・ベル・アリアンスにプロシア軍騎兵!」
フランス軍右翼を突破したプロシア軍騎兵が、ラ・ベル・アリアンスへ到達したのだった。ナポレオンは、ブリュッセルへの進撃を諦め、後退命令を出さなければならなかった。
両軍同じターンに勝利条件を満たしたためルールにより
「連合軍の勝利」となった。
↑↑↑最終ターン終了時。一旦は勝利を手にしたかに思えたナポレオンであったが、プロシア軍の自軍後方への進出を許してしまったため敗北。
ルール上のイニシアチブは開始から終わりまでフランス軍が握っていたが、最後まで勝敗の行方が分からない戦いとなった。それだけフランス軍が苦しいのかもしれないが、砲撃結果とダイス目のちょっとした偏りによって結果は変わってしまうような規模のゲームという印象なので、何とも言えない。新しいゲームなので、いろいろな要素も卒なく取り込まれており、空いた時間でプレイする小ぶりなゲームにはいいと思った。ただ、SS「ワーテルロー」とWGH「ワーテルローの戦い」どっちをプレイしたいか?ときかれたら、正直「どっちでもいい」と答えるだろう。相手の各ゲームに対する習熟度に応じ、事前のルール説明等を省き、より短時間でゲームを終える事が出来る方を選ぶと思われる。
さて、FFG「Star Wars:Rebellion」の和訳にでもとりかかろうかな。