今回のソロプレイは、WW2終結70周年という事で、1945年におけるベルリン攻防戦をテーマとするXTR/CMJ「Berlin'45」をソロプレイしてみたい。このゲームが、コマンドマガジン日本語版3号の付録となったのは1995年。前の号の付録ゲームが、1945年の日本本土決戦をテーとする「Sumrai Sunset」だったので、この号と合わせての終戦50周年企画だったのだと勝手に想像してみる。
○XTR/CMJ「Berlin'45」
ゲームスケールは以下の通り。
1ヘクス=8km、1ターン=2日、1ユニット=大隊~軍団
ゲームシステムも至ってシンプルで、基本的にZOCなしで移動・戦闘(メイ・アタック)を繰り返すといもの。今回プレイしたのは史実シナリオだが、他に幾つかIFシナリオがプレイ可能となっており、どちらかと言えばそちらの方がメインのシナリオに感じる。
↑↑↑初期配置。ソ連軍の赤いユニットが非常に目立つ。コマンド誌日本語版ではあるが、現在とは異なりマップもユニットもXTR版とほとんど変わらない。
↑↑↑北部。第2白ロシア方面軍初期配置。特別ルールにより第3ターンまで積極的な攻撃を行えない。
↑↑↑中部。第1白ロシア方面軍初期配置。重要塞ヘクス群であるゼーロウ高地を正面に受け持つが、第1ターンにはソ連軍の切り札と言える砲兵部隊を使用できず、損害覚悟の攻撃を強いられる。
↑↑↑南部。第1ウクライナ方面軍初期配置。特に制限は無く、正面のドイツ軍も脆弱である。しかし、軍境界線に邪魔され、ベルリンへは遠回りをしなければならない。
続く・・・。