HJ「戦車戦II」よりシナリオ「キュストリンの地獄」ソロプレイの続きである。ドイツ軍に強力な増援が到着し、戦況は一気にドイツ軍優勢となるかに思われた。しかし、ソ連軍の待ち伏せに近い攻撃とダイス目の幸運(ドイツ軍にとっては不運)により、未だにドイツ軍は苦しい戦いを強いられている。
第8ターン(イニシアチブ:ドイツ軍)
両軍とも砲撃を継続。このターンは、ダイス運に優ったソ連軍が、パンテルとティーゲル各1輌の撃破に成功。一方、ソ連軍の損害は皆無。砲撃を行ったティーゲルには、ソ連軍砲兵隊による支援砲撃の砲弾が降り注ぐ(このターンは効果なし)。
↑↑↑第8ターン終了時。ティーゲル小隊へは、ソ連軍砲兵隊の砲弾が降り注ぐ。
第9ターン(イニシアチブ:ソ連軍)
ソ連軍は、1個小隊のT34/85が射撃を行い、残る4輌のT34/85は移動を行う。1個小隊(3輌)分のT34/85から集中砲撃を受けたティーゲル(G23号車)が撃破される。パンテル、ティーゲル各小隊とも残るは指揮車のみ。ドイツ軍は、ソ連軍砲兵隊からの支援砲撃を避けるため移動。
↑↑↑第9ターン終了時。ドイツ軍の2輌に対しソ連軍は7輌が残存。
第10ターン(イニシアチブ:ドイツ軍)
残り2輌となってしまったドイツ軍は、兎に角目の前のT34/85を砲撃。パンテルの砲撃はT34/85を撃破するが、ティーゲルの砲撃はこの期に及んでハズレ。ソ連軍は、ドイツ軍に対し倍返し以上の反撃を行う。この攻撃により、パンテルが制圧下となり、ティーゲルは大破炎上。制圧下となったパンテルを撃破するべく、ソ連軍は、砲兵隊へ目標を指示する。序盤あれほど苦労した無線連絡も、今回は感度良好。動けないパンテルに対し無数の砲弾が降り注ぎ、これを撃破する事に成功。ドイツ軍戦車全滅につき
「ソ連軍の勝利」 が決定。
↑↑↑ティーゲル対T34/85。運はソ連軍に味方したようだ。
↑↑↑ゲーム終了時。ミュンベルク戦車大隊壊滅!
指揮官とフォーメーションのルールを除けば、まるで10面ダイスを使う「TANKS」。個人的には6面ダイス2個を使う「TANKS」の方が好みなので、ゲーム手順と指揮官・フォーメーションのルールをこのまま「TANKS」に導入してみるのも面白いかも。
国産戦車戦SLGソロプレイの最後は、ご存じツクダのタンクコンバット・シリーズから「九七式中戦車」をソロプレイしてみる予定。