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PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」をソロプレイ⑦

 PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」ソロプレイの続きである。今回、ようやく最終ターンを迎える。Oblivskaya付近において第47親衛狙撃兵師団との戦闘に時間を浪費してしまった第11装甲師団は、第8ターンに他方面への移動を開始。一時Surovikinoを目指し東進するものの、新手の第5機械化軍団がSurovikinoに現れた事により目標を変更。ソ連軍の半包囲下にあるVerkhne Solonovskiyへ向け南下中である。

第12ターン(1942年12月12日PM)
ソ連軍:第321狙撃兵師団がVerkhne Solonovskiyへの総攻撃を開始。同市に籠るドイツ軍部隊は、ソ連軍の猛攻に耐えられず後退を余儀なくされる。Nizhne Chirskayaに対しても、チル河を渡河した第4機械化軍団、第26戦車軍団が波状攻撃を仕掛けるが、ドイツ軍は士気チェックに成功し、なんとか同市に踏みとどまる。ゲーム開始時から抵抗を続けてきたAdam戦闘団最後の1ユニットが除去される。

ドイツ軍:Verkhne Solonovskiyへ急行した第11装甲師団は、周囲を埋め尽くすソ連軍部隊に対し機動攻撃を実施。この攻撃により、Verkhne Solonovskiy周辺のソ連軍部隊は次々と敗走。同市に籠るソ連軍部隊に対しても最後のスタックによる機動攻撃が行われる。この攻撃を迎え撃つソ連軍狙撃兵連隊は、大損害を被りつつも士気チェックに成功。最後の1ステップとなりながらも同市に踏みとどまる。こうして第11装甲師団によるVerkhne Solonovskiy奪回は失敗に終わり、その後大きな動きもないままゲーム終了となった。

PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」をソロプレイ⑦_b0162202_1267100.jpg

↑↑↑ゲーム終了時の状況。

PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」をソロプレイ⑦_b0162202_126164.jpg

↑↑↑Oblivskaya付近。

PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」をソロプレイ⑦_b0162202_126295.jpg

↑↑↑第11装甲師団は、Verkhne Solonovskiyの奪回に失敗。

PR/CMJ「第48装甲軍団の死闘」をソロプレイ⑦_b0162202_1263828.jpg

↑↑↑Adam戦闘団が壊滅したため、この方面はソ連軍のやりたい放題の状態。

両軍のVP集計結果は以下の通り。

○ドイツ軍VP
・Oblivskaya・・・10
・Sovkhoz No.79・・・10
・Verkhne Akenovskiy・・・20
・Nizhne Chirskaya・・・20
・ソ連軍ユニットの除去によるもの・・・78
・マップ上ソ連軍ユニットの損害数・・・54
・合計 192VP

○ソ連軍
・Surovikino・・・10
・Novomaksimovskiy・・・10
・Verkhne Solonovskiy・・・20
・ドン河に架かる橋(2ヵ所)・・・各20(計40)
・ドイツ軍ユニットの除去によるもの・・・182
・マップ上ドイツ軍ユニットの損害数・・・17
・合計 279VP

 終わってみれば、87ポイントもの差がついてしまい『ソ連軍の大勝利』。 ドイツ軍の敗因は、コマンドマガジン日本語版第17号にある記事同様に「第11装甲師団の過大評価とソ連軍兵力の過小評価」という事になりそうだ。特に、ソ連軍親衛狙撃兵ユニットの耐久力の高さを過小に見積もっていた。ドイツ軍は、第11装甲師団を一番耐久力が高いソ連軍親衛狙撃兵師団に充ててしまい、その間にソ連軍は戦力の低いドイツ軍ユニット(Adam戦闘団)を順調に大量に除去したという事だ。ソ連軍狙撃兵の耐久力に対する認識の甘さは、そのままVPに対する認識の甘さにも繋がった。極端な例だが、ソ連軍の狙撃兵1ユニット(6戦力)とドイツ軍の歩兵大隊(3戦力)が数ターンに渡り戦闘を行い、お互い3戦力を失ったと仮定する。マップ上に残るのは戦力半減状態のソ連軍狙撃兵1ユニットとなる訳だが、VPの点から考えると、この時にドイツ軍が獲得する事ができるのは3VPだが、ソ連軍は6VPを獲得しているという事になる。実際には、ドイツ軍ユニットはスタックしている事もあるため、こうソ連軍有利に事は運ばないとは思うが、今回のソロプレイにおいて、最後にモノを言ったのはこの差である。

 ゲーム自体の評価は微妙な所。戦闘時の戦力の計算は面倒だし、損害適用条件が攻撃時と防御時で違ったり、とかなり細かく独特なものである事や、砲兵ユニットを戦闘部隊として使用する事が有効だったりと、「プレイするための意欲」という点でのハードルは高いと感じる。

 次のソロプレイは、これらの荒削りな感じのルールを発展させスリムにしたと言われる姉妹作CMJ97号「コルスンの戦い」を試してみたいと思う。
by slgplayer | 2015-02-22 12:18 | SLG | Comments(0)
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