発売になったばかりのコマンドマガジン最新号付録ゲーム「ゲティスバーグ会戦」を対戦。南北戦争モノSLGの対戦は昨年2月のCMJ「アンティータム」以来、実に1年8ヶ月ぶりとなった。ソロでは南北戦争モノをそれなりにやってるんだけどねぇ。
○DDH/CMJ「ゲティスバーグ会戦」
南北戦争最大の激戦と言われるゲティスバーグの戦いをテーマとしたSLG。戦いの詳しい解説は省略。このゲームの特徴は、軍団ごとに命令カードを割り当て、それに応じて部隊の移動・戦闘を行うというもの。4種類の命令カードを南軍は3個軍団に2枚づつ割り当て、北軍は6個軍団に1枚づつ割り当てるのだが、この命令カードの構成内容が南北両軍で異なっており、これにより両軍の質及び南軍司令官リーと北軍司令官ミードの性格の違いを表している。
ゲームスケールは以下の通り。
1ターン=2時間、1ユニット=旅団~師団、1へクス=約320m
今回は対戦相手の希望により、北軍を担当する事になった。
↑↑↑実は写真を撮り忘れてしまい、第13ターン終了時の再現画像。南軍の損害がもう少し多かったかもしれないが、多分こんな感じだったと思う。
南軍に損害を与えて消耗戦に持ち込めば、総戦力で勝る北軍が会戦3日目には勝利できると思い、ある程度積極的に反撃を実施しできるだけ南軍に損害を与えようとする作戦。しかし、両軍の命令カード構成の違いに気付かず(北軍は南軍より攻撃に適した命令カードが少ない)、ダイス目の不運も重なり、北軍は南軍の約2倍近いステップを失う。ハンコックの第II軍団による無謀とも思える反撃が成功し、リトルラウンド・トップに対する南軍の攻撃は撃退するが、セメタリー・ヒルは陥落。結局、時間切れとなり第13ターン終了時でゲームは終了したが、このままプレイを続けていたら北軍敗北必至の状況。
ゲーム開始前には、同時付録の「アンティータム」との連戦も可能と思われたが、見た目は小振りながら思いの他時間のかかるゲームだった。命令カードを使うゲームシステムは、目新しくまだまだ楽しめそう。今回は不本意な結果に終わってしまったので、またいつかこのゲームを対戦したいと思う。
久しぶりに映画「Gettysburg」のDVDでも観よっと。