今月の対戦のお題であるCMJ最新号付録ゲーム「激闘!ナルヴァ軍集団」、その事前練習の続きである。ソロプレイ4回目。これまでのソロプレイはすべてドイツ軍の勝利となった。流石に4回目なのでゲームの展開はこれまでとほとんど同じ。ソ連軍は陣地を攻撃してある程度のVPを稼ぎながら、Krivasooより北上しロールバーン遮断を目指す。しかし、それでは進撃路が狭くドイツ軍の対応も容易だから、ナルヴァ~Krivasoo間に横たわる大湿地帯を押し渡り、ドイツ軍戦力を分散させる。その間、Krivasoo以南では、ドイツ軍の防備が整う前に1~2ヶ所(具体的には戦闘力1の部隊が守る場所)でナルヴァ河の渡河を試み、ドイツ軍の増援部隊を引き付ける事になる。こんな感じの展開が一般的なのではないだろうか?
第1~第6ターン
↑↑↑北部、第6ターン終了時。第1ターン最初のチットで「第2打撃軍」を引いたため、司令部はドイツ軍のオーバーランを逃れる事が出来た。しかし、最初のチットで「第2打撃軍」を引き親衛狙撃兵を行動させた場合、ドイツ国防軍に先を越され、Krivasooのドイツ軍部隊が無傷で後退してしまう可能性が出てくる。今回は運良く最初から2連続「第2打撃軍」チットを引くという、ソ連軍にとって理想的な展開。その後、第59軍司令部が登場した事を機に、第2打撃軍司令部をナルヴァ以北のエリアをカバーできる位置へ再配置してみた。
↑↑↑中央部、第6ターン終了時。勝利条件へクスへ少しでも近づきたいソ連軍だが、両翼を湿地に挟まれ、実質的な進撃路は幅3へクス分くらいしかない。ソ連軍は更に迂回を試みようとするが、移動力4の狙撃兵部隊では移動不可の場合も多く、思ったような進軍は不可能となる。
↑↑↑南部、第6ターン終了時。幸運に恵まれ、1ヶ所の渡河に成功したのだが、橋頭堡の拡大には本格的な航空支援の投入が必要と思われる。
続く・・・。