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アドテク「レッドサン ブラッククロス」ミニキャンペーン「ラストチャンス」をソロプレイ①

 今回のソロプレイは故アドテクノスの「レッドサン ブラッククロス」(以下RSBC)である。なんかやっちまった感があるのだが、ユニットとマップを眺めていたら段々その気になってきた。さすが国産最高の眺めゲー。
 ゲームについては今更解説は不要と思うが内容を簡単に説明すると、いろいろな事情により第2次世界大戦に勝利した日本とドイツが、インドで第3次世界大戦を開始するという架空戦記SLGである。その後出版された同タイトルの架空戦記小説とは設定が異なっている。
 「キャンペーンはプレイ不可能」「ゲームとしては面倒でつまらない」「読んで眺めて楽しむもの」など散々な評価のゲームだが、「読んで眺めて」いるうちにプレイに興味を持ち、プレイしてみるものの「ゲームとして面倒でつまらなく」終了しお蔵入りとなりその後「プレイ不可能なキャンペーンゲーム」を夢見る日々が続くというある意味評判通りのゲームである。余談ながら、メガドライブの「アドバンスト大戦略」においても、ドイツ軍がヨーロッパで大勝利を収めるとRSBC同様にインドで日本軍と戦うシナリオが登場する。

1ターン=10日 1ユニット=陸軍:師団、航空機:約30機、艦船:1~10隻 1へクス=100km

 ゲームのルールは補給を重視したもの。原則的にマップ上に存在するユニットを行動させるには補給ポイントが必要なため、いかに攻勢重点に最適な補給ポイントを割り振るかが重要である。陸上部隊は基本的に移動を行うと1ステップロス、攻撃を行うと更に1ステップロスするなどかなり過激なもの。ちなみに日独米英の陸上部隊は4ステップ、それ以外は3ステップを持っている。もちろんそれを回復させるには補給ポイントが必要。また、陸上ではZOCが無く同一へクスでの戦闘。ここまで読めば想像できると思うが、非常に面倒な作業が多い。

○アドテク「レッドサン ブラッククロス」ミニキャンペーン「ラストチャンス」
 キャンペーンはスペースの関係で無理なので、マップ1枚でプレイ可能なミニキャンペーン「ラストチャンス」をプレイしてみたいと思う。今は無きT誌29号にリプレイが掲載されていたアレである。

 「フリードリヒ」作戦はいま、そのクライマックスを迎えようとしていた。
 ドイツ軍はインド内陸部を制圧し、ダッカ、マドラスに向けて、最後の攻勢をかけようとしていたのだ。戦力の補充が行われ、大砲撃が始まった。次々と撃破され劣勢になっていく日本軍にとって、敗北は必至のものと思われた。
 増援の到着まで後2ヶ月。日独両軍は、ここに己の栄光をかけた死闘を繰り広げているのである。
~シナリオブックより~

アドテク「レッドサン ブラッククロス」ミニキャンペーン「ラストチャンス」をソロプレイ①_b0162202_1232633.jpg

↑↑↑初期配置

1948年11月上旬(第1ターン)
 作戦優越(OS)はドイツ軍。まずは補給である。
 ドイツ軍の120ある補給ポイントはアフガンゲリラの影響により118に減少。その補給ポイントは陸空軍に優先され海軍には最小限のポイントしか割り振られない。結局、出撃に必要な補給ポイントを十分に確保できなかったドイツ東方艦隊はカラチに集結したまま無為に時間を過ごすこととなった。ドイツ軍とは対照的に日本軍はコロンボに待機していた空母2隻(翔鶴・瑞鶴)を主力とする第1機動部隊(TF1)及び戦艦大和を主力とする第1艦隊(F1)に出撃態勢をとらせた。
 ドイツ軍は先手を取り攻勢作戦「カイテル」を発動。ペルシア軍集団(AGP)は第1目標であるボンベイを、カスピ軍集団(AGK)はカルカッタへ向け進撃を開始した。日本軍は第1機動部隊と第1艦隊をボンベイ支援のため出撃させた。
 ボンベイを目指すAGPを支援するためドイツ空軍も全力出撃。ボンベイに対してもドイツ空軍爆撃機の大編隊が襲来。日本軍は陸海軍力を合わせての必死の防戦を行うものの、港湾施設に2Dの損害を被る。続くドイツ軍の攻撃はペルシア装甲軍団、第46装甲軍団を中心に行われるが、日本軍はD1の損害で耐える。カルカッタを目指すAGKの全力攻撃は、空軍支援部隊(ヘルマンゲーリング装甲師団他)による側面攻撃は大失敗に終わったが、GD装甲軍団およびカスピ装甲軍団による正面攻撃はインド軍2個師団を壊滅させた。しかし、日本軍第20師団が残り1ステップで踏みとどまり前進する事はは叶わなかった。
 日本軍TF1がゴア沖に進出。ボンベイを攻撃中のドイツ軍に対し空爆を開始した。

アドテク「レッドサン ブラッククロス」ミニキャンペーン「ラストチャンス」をソロプレイ①_b0162202_1234112.jpg

↑↑↑1948年11月上旬(第1ターン)終了時の状況。ドイツ空軍は日本軍航空部隊に苦戦、ドイツ軍地上部隊は確実に日本軍に損害を与えているものの結果的にほとんど進んでいない。

 ドイツ軍は2本の腕でパンチを放った感じだが、これによる陸上部隊の消耗は想像以上であった。陸上部隊の回復には攻撃を完全に停止しても2~3ターンを要してしまう。今後は1・2パンチのように2つの軍集団が交互に攻撃を行うようになってしまうだろう。これにより、日本軍もより防御しやすくなる事は容易に想像がつく。
 一方日本軍はかろうじての戦線維持は出来てもドイツ軍を押し戻すには力不足が明らかだ。それもダイス目によってはどうなるか分からないレベルでの話。幸運を祈りつつ地道に空爆を続けるしかないのか?

続く…。
by slgplayer | 2012-11-24 12:11 | SLG | Comments(0)
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