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<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④

<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」ソロプレイの続き、最終回である。ヴェンク将軍の第12軍によるベルリン救出作戦は行き詰まり、作戦マップにおけるドイツ軍の実質的な抵抗は終了。ベルリン市街における戦闘が中心となる。

第9ターン
ソ連軍⇒ベルリンにて市街戦が展開される。市街地の東側より攻撃を開始した第5親衛戦車軍団は支援部隊のスターリン重戦車を先頭に第36SS装甲擲弾兵師団の生き残りなど敗残兵を中心とした防衛部隊を掃討しながら前進。西側より突入した第2親衛戦車軍団および第1機械化軍団は要塞化された動物園に立て篭もるドイツ国民突撃兵4個大隊を攻撃するが、激しい抵抗にあい失敗した。北側より攻撃を開始した第8親衛戦車軍団はSpree川北岸より国会議事堂を望む位置まで前進するが、対岸に陣取る第11SS装甲擲弾兵師団「ノルドラント」及び第23SS装甲擲弾兵師団「ネーデルラント」の生き残り部隊のために進撃はストップ。南側より攻撃を開始した第25戦車軍団は当初順調に進撃したが、総統地下壕の2へクス前で第18装甲擲弾兵師団の残余および第27SS装甲擲弾兵師団「ランゲマルク」生き残り部隊の抵抗にあいこちらも進撃はストップする。
ドイツ軍⇒最後の生き残り部隊である第36・第72歩兵師団がベルリン目指し北上を開始する。第12軍の先鋒、装甲師団「クラウゼヴィッツ」は第38SS装甲擲弾兵師団「ニーベルンゲン」の支援を受け前進。ソ連軍戦線の隙間を縫うようにSpandauへ到達するが、ソ連軍部隊に阻まれ後1へクスを残して部隊は停止させられる。

<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_940381.jpg

↑↑↑第9ターン終了時、作戦マップの状況。第12軍のベルリン救出作戦はベルリンへあと1へクスと迫りながら力尽きた感がある。
<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_9401482.jpg

↑↑↑第9ターン終了時、ベルリン市街地の状況。ソ連軍各部隊が配置についての本格的な総攻撃であったが、ドイツ軍の抵抗も激しい。


第10ターン
第1機械化軍団が動物園を再度攻撃。重砲部隊の支援を受け、ここに立て篭もるドイツ国民突撃兵大隊を排除し占領に成功。第25戦車軍団は特許庁舎に立て篭もる第18装甲擲弾兵師団の残余および第27SS装甲擲弾兵師団「ランゲマルク」生き残り部隊を排除しウィルヘルム通りからブランデンブルク門を望む。総統地下壕は目前である。北側から国会議事堂を目指した第8親衛戦車軍団は対岸への攻撃を強行するがドイツ軍の待ち伏せにあい「A2R」の結果を出してしまい壊滅。ベルリン郊外ではヴェンク将軍の第12軍が遂にソ連軍に捕捉され壊滅。ベルリンへ向け北上中の第72歩兵師団もソ連軍と交戦し敗走。

<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_9403377.jpg

↑↑↑第10ターン終了時、作戦マップの状況。第12軍が壊滅しこのマップ上で作戦可能(?)なドイツ軍ユニットは第36歩兵師団を構成する3ユニットのみ。
<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_10535547.jpg

↑↑↑第10ターン終了時、ベルリン市街地の状況。損害を出しながらもソ連軍は着実に前進。

第11ターン
遂に第9親衛戦車軍団が国会議事堂を占領。議事堂の屋根に赤い旗が翻る。しかし、ドイツ軍の抵抗は止まず、ブランデンブルク門および総統地下壕への攻撃はSS502重戦車大隊や第10SS装甲師団「フルンズベルク」等の生き残り部隊の抵抗により失敗に終わった。作戦マップ上にある最後のドイツ軍部隊である第36歩兵師団に対しソ連軍狙撃兵軍団が攻撃をかけるが、指揮官同士の軋轢から「AR」を出し失敗。

<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_941208.jpg

↑↑↑第11ターン終了時、作戦マップの状況。ドイツ軍第36歩兵師団は北上を続けるが、ベルリン市街への突入は絶望的。
<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_9413424.jpg

↑↑↑第11ターン終了時、ベルリン市街地の状況。国会議事堂が陥落しドイツ軍は幅900m、長さ1.8kmの狭い範囲に追い詰められもはや後退もままならない。

第12ターン
ソ連軍はありったけの重砲部隊、重戦車支援部隊をつぎ込み最後の攻撃を行う。この攻撃で第2親衛戦車軍団がブランデンブルク門を占領。第25戦車軍団はウィルヘルム通りを一気に押し進み遂に総統地下壕を占領した。この時、既にアドルフ・ヒトラーは自ら命を絶ち、遺体は焼かれた後だったという。
1945年5月8日、ドイツ側代表のカイテル元帥が無条件降伏の文書に署名。それによって全軍に戦闘停止命令が発令され、ヨーロッパの戦争はその長く苦しい物語にようやく終止符がうたれたのであった。

<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_9415169.jpg

↑↑↑第12ターン終了時、作戦マップの状況。ここまで北上してきた第36歩兵師団はPotsdamの近くでソ連軍に包囲された。
<MiH>「神々の黄昏 ベルリン陥落1945年」をソロプレイ④_b0162202_94249.jpg

↑↑↑第12ターン終了時、ベルリン市街地の状況。ここにきて「千年帝国の崩壊」チットが連発、ドイツ軍部隊は次々と除去されソ連軍はベルリン市街を掌握した。

感想:勝利得点を計算したところ、362VPであった。ルールブックにあるソ連軍戦略的勝利の基準が180VP以上なので、完全勝利なのだが、これはゲームとしてはどうよ?というのが率直な感想。もしかしたら、本気でドイツ軍がゲーム上の勝利を狙った場合、ベルリンは早々に捨ててゼーロウ近辺やその南側の森林地帯で円陣でも組んでた方がまし?または逆に前線での防衛は一切あきらめて全力でベルリンに後退して市街地をユニットで埋め尽くす?どちらにしてもマトモな展開は期待できない。1945年4~5月のベルリンの戦い自体マトモではないのだが、どちらにしても不満は残る。
またこのゲームを特徴付けようとする「神々の黄昏」チットだが、「Schwerpunkt」シリーズ(TTTシステムと言った方がわかりやすいか?)の戦闘チットをイメージしたものだと思われる。「Schwerpunkt」の戦闘チットをもっと簡単に、煩雑な戦闘力の計算などなくして戦闘比のコラムシフトにのみ絞って雰囲気を高めようとしたものと推測するが、逆に中途半端な印象を受ける。それともこれって元々ドイツ軍の対応移動のためだけにチットを引くのは忘れやすく面倒なので今の形にした?とか・・・。
どちらにしてもこのゲーム、プレイするゲームではなく眺めてニヤニヤして楽しむものであることを再認識した。

そろそろ次の対戦のお題を考えないと・・・。
by slgplayer | 2011-09-29 10:56 | SLG | Comments(0)
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