当初、11月の対戦はツクダのタンクコンバット・シリーズと考えていたのだが、事前のゲーム談議で話が盛り上がったため、ここの所のマイブームとも言えるGMT「Wing Leader Victories 1940-1942」を対戦した。
やはりこのゲームをやるなら対艦攻撃を!という事で、珊瑚海海戦のシナリオ2本(V12とV13)を選択。当方は2つのシナリオとも日本軍を担当した。画像は取り忘れたので、後日、初期配置のみ再現し撮影した。
1戦目 シナリオV12「The Rain Upon the Sea」
米軍が迎撃機の誘導に手間取った間に、日本軍攻撃隊が米艦隊へ接近。十分な迎撃時間が無いまま日本軍攻撃隊は米機動部隊への攻撃を開始。日本軍攻撃隊に近い位置に配置されていた空母レキシントンに対し、急降下爆撃機と雷撃機が襲い掛かる。急降下爆撃を行った99艦爆は、米艦隊の対空砲火により計6機が撃墜されるが、雷撃機である97艦攻の損害は幸運にも1機のみ。日本軍は理想的な雷爆同時攻撃を行う。この攻撃によりレキシントンは17ポイントの損害を被り大破・航行不能。日本軍の勝利となった。
2戦目シナリオV13「Hey Rube!」
無線の無い日本軍だったが、ベテラン搭乗員が米軍攻撃機隊を素早く発見。しかし、頼みの零戦隊は、護衛のF4Fとの戦闘に苦戦(零戦の防御力低い、F4Fの火力高い)。その間にSBDは空母翔鶴を襲う。米軍のダイス目が悪く、急降下爆撃による損害は計5ダメージのみ。両軍の戦闘機は弾薬を使い果たしたり、損害を受けたりで軒並み帰還の結果。どうにか増援で登場した零戦が、翔鶴に迫るTBDを発見し、これを攻撃。瞬く間に3機のTBDを撃墜し混乱状態とする。しかし、その後のコヒージョンチェックのダイス目が悪く、零戦隊は1度の攻撃で弾薬を使い果たし帰還の判定。混乱状態のTBDが、翔鶴の貧弱な対空砲火を掻い潜り、根性で魚雷を命中させる事に成功。翔鶴は中破し航空機の運用が出来ない状態に。結局、ギリギリ9VPで米軍の勝利となった。
という事で、個々の対戦内容を見れば、日本軍側に有利な結果とも思えるが、史実を知っているだけにお互いに1勝1敗の引き分けと言うのが妥当な所か?
来月は、ナポレニック・ゲームを対戦予定。年末の繁忙期に果たして時間を獲れるのか?