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MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①

 今回のソロプレイは、ZOCリンクや戦車戦と予備部隊ルールが特徴的なMiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」である。以前のソロプレイは、ソロプレイ自体は最終ターンまで終了したものの、仕事の都合で3ターン目以降をアップしないまま立ち消えとなってしまった。今回はその続きをと思ったのだが、記録がどこかへいってしまい、あらためて最初からソロプレイをやり直す事とした。

 元のゲームがMiHより発売になったのは1994年(今年は発売20周年!)。日本国内では1997年にCMJ14号付録ゲーム、2001年にはCMJ別冊として発売された。その頃には、いろいろな所でプレイ報告を見る事ができたが、さすがに最近はプレイしたという話を全く聞かない状態となっている。

 一世を風靡?したゲームシステムについて今更感のある説明は省略するが、その後ゲームシステムを変更せずに3つのゲームが発売になった事から、その後のSLGに与えた影響はそれなりにあったと思われる。

○MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」 
 ゲームのテーマとしているのは、WWII東部戦線における第4次ハリコフ戦である。Wikiの解説なんかによれば、ドイツ軍が辛うじて勝利を収めたとの記述ではあるが、失った土地を取り返したわけでもなく、要衝ハリコフも結局放棄している事から、損害は多かったがソ連軍の辛勝というイメージが強い。

ゲームスケールは以下の通り。
1ヘクス=2km、1ユニット=大隊~師団、1ターン=1日

初期配置:ソ連軍は独立戦車旅団を含めたすべての戦車ユニットをドネツ河の西岸に配置。ドネツ河東岸からの攻撃は実質的に放棄した。どうせ厳しい地形によりドネツ河東岸からの攻撃では大きな戦果は見込めない。だったら、いっそドネツ河東岸からの攻勢は諦め、その分西岸における攻撃成功をより確実なものにしようという配置である。ドイツ軍の対応も容易にはなるのだが、ソ連軍側は今回、対応上等位の心構えで挑むつもり。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1774683.jpg

↑↑↑初期配置。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1775995.jpg

↑↑↑Belgord~Stavgordok。ソ連軍攻勢の主力。ソ連軍全戦車ユニットの約8割がここに集中配置されている。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_178636.jpg

↑↑↑Akhtyrka付近。ソ連軍攻勢の主力となるのは2個戦車軍団。

第1ターン(1943年8月3日)
ソ連軍:ソ連軍は4つの砲撃マーカーをフルに使用しドイツ軍第1防衛ラインを攻撃。砲撃マーカーの無い攻撃箇所や、厳しい地形のため砲撃マーカーを使用しても大きな戦果を期待できない場所には、航空支援を行い、少しでも戦闘比を引き上げる。砲撃マーカーを使用したソ連軍の攻撃は、すべて成功を収め、ドイツ軍第1防衛ラインは早くも崩壊。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1783470.jpg

↑↑↑Belgord北方。Shapinoを突破したソ連軍戦車部隊は、南下してドイツ軍第6装甲師団と交戦。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1784241.jpg

↑↑↑Borisovka~Grivoron北方。ソ連軍は、ドイツ軍第1防衛ラインに幅6ヘクスの突破口を開くことに成功。Stavgordok近郊においてドイツ軍歩兵連隊を包囲。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1710669.jpg

↑↑↑Akhtyrka北方。南下するソ連軍戦車部隊は、ドイツ軍第7装甲師団と交戦。ソ連軍の勢いの前に、第7装甲師団は1ユニットを失い退却。ソ連軍戦車部隊は、ドイツ軍第2防衛ラインにくい込む程の前進を果たす。

ドイツ軍:第1防衛ラインを放棄し第2防衛ラインまで部隊を後退させる。Akhtyrka北方では、南下するソ連軍戦車部隊に対し第7装甲師団が反撃を実施し、これに損害を与える。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1711390.jpg

↑↑↑ソ連軍に対し反撃を行う第7装甲師団

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_17111342.jpg

↑↑↑ドイツ軍は、第2防衛ラインまで後退。

第2ターン(1943年8月4日)
ソ連軍:ソ連軍は、後退するドイツ軍を追い第2防衛ラインに到達。Trostyanetsの東及びGraivoronにて攻撃を行う。このターン補充された砲撃マーカー(1個だけだが・・・)はGraivoronでの戦闘に投入。Trostyanets東での戦闘は、ドイツ軍第7装甲師団が前のターンにおけるソ連軍戦車部隊との戦闘により予備部隊になれなかった事や、ソ連軍のダイス目が幸運に恵まれた事により第2防衛ラインを守るドイツ軍部隊を撃破。後続の戦車部隊が前進し、第2防衛ラインの突破に成功した。
 Graivoronでは、この区域の火消を担当するドイツ軍第11装甲師団に対し、ソ連軍航空部隊が猛烈な空爆を加える。第11装甲師団は、1ユニットを失いながらもなんとかGraivoronにたどり着きここの防戦に加わる。このためGraivoronに対するソ連軍の攻撃は失敗に終わった。


MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_1711371.jpg

↑↑↑Trostyanets東にてドイツ軍第2防衛ラインを突破するソ連軍戦車部隊。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_17111028.jpg

↑↑↑Graivoronに対するソ連軍の攻撃は、火消し役の第11装甲師団が到着した事により失敗。

 
ドイツ軍:第2ターンで早くも苦しい防衛戦を展開するドイツ軍。Trostyanets東を突破したソ連軍戦車部隊に対峙するのは、損耗した装甲偵察大隊のみ。前のターンに攻撃を受けているGraivoronを守備するのはステップロスした2個連隊のみという状況である。ソ連軍の攻撃が予想される箇所の近くには、それぞれ火消し役の装甲師団が予備部隊として待機してはいるが、既にステップロスしている部隊も多く、確実な防御は望めない。

MiH/CMJ「リング・オブ・ファイア」をソロプレイ①_b0162202_17111932.jpg

↑↑↑ソ連軍戦車部隊と対峙するドイツ軍装甲偵察大隊。戦闘前退却が可能という特性を活かし、他の味方が後退するのための時間を稼ぐのが任務だ。

続く・・・。
by slgplayer | 2014-08-27 17:26 | SLG | Comments(0)
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